無線センサー [TS-ITH-001]

無線センサー

無線センサーは、基本ユニット[*]を親機に対して、無線で接続できる温度・湿度・照度センサーです。単三乾電池3本で約1年動作します[**]。 基本ユニットを中心として、何カ所かの温度・湿度を測りたい場合に便利です。

[*] 基本ユニット無線なしタイプ[TB-TH-000]は無線親機の機能が省略されているため、 無線センサーは接続できません。無線機能を持った、基本ユニット[TB-TH-001]が必要です。無線センサー単体ではご使用になれません。

[**] 1分1回測定および通信(標準設定)、常温の場合。使用温度が低い場合や、温度が高い場合は、電池寿命が短くなる場合があります。

測定は1分間隔

センサーの測定は1分に1回。無線で基本ユニットにデータを送り、 基本ユニットがツイートを行います。無線センサーのツイート間隔は、基本ユニットとは別に決めることができます。 通常ツイート間隔、緊急ツイート間隔、緊急ツイートの条件も設定できます。

名前をつけられる

無線センサーは、初期状態で製品のシリアル番号(16桁の英数字) になっています。これを好きな名前に変えることができます。 どこのセンサーか判りやすいように名前をつけてください。

設定はツイッターで

ツイート間隔や、名前をつける等の各種設定もツイッターを使います。 ツイッターに特定のコマンド(指令語)をツイートすると、基本ユニットが理解して、設定変更をします。詳しくは、コマンド説明書をご覧ください。

無線センサーをどこに置く?

無線センサーは2.4GHzの電波で通信します。2.4GHzの電波を使う無線LAN機器、電子レンジの使用中の電波は妨害になります。 基本ユニットと無線センサーの間にこれらの機器ができるだけ入らないように工夫してください。 また、金属の棚、コンクリート、壁の中の軽量鉄骨などが電波を通りにくくする場合があります。

無線センサーをもう少し遠くに置きたい

基本ユニットと無線センサーは見通しで最大40m。 もう少し離れた場所に置きたい、途中に障害物があって、無線が届かないと言うとき、通信距離を伸ばす中継器があります。中継器はACコンセントに挿すタイプです。

ご使用上の注意

つぶやくセンサーは、一般電子機器として使用される目的で製造された標準的用途向けの製品です。 航空宇宙機器、幹線通信機器、原子力制御機器、生命維持にかかわる医療機器などの極めて高い信頼性および安全性が必要とされる用途への使用は意図していません。 また、本製品は精度や信頼性を要求する工業計測用としては作られていません。 本製品の使用によって直接的、間接的な損失が生じた場合でも当社は免責されるものといたします。

また、次のような場所での使用や保管はしないでください。

  • 直射日光の当たる場所
  • 急激な温度変化のある場所(結露するような場所)
  • 湿気の多い場所や、水などの液体がかかる場所
  • 振動の激しい場所
  • ほこりの多い場所や、絨毯を敷いた場所(静電気障害の原因にもなります)
  • 腐食性ガスの発生する場所
  • 導電性の物の上に直接製品を置かないでください(故障の原因になります)

仕様

センサー 内蔵型

温度精度±2℃
湿度精度±3.5%RH
相対湿度公差±5%RH(0~59%RH)、±8%RH(60~100%RH)
照度感度波長360~970nm ピーク570nm
測定範囲1200lx以下
照度の精度は高くありません。明るいか、暗いかの判定に利用してください。

無線通信機能

周波数帯2.4GHz帯
プロトコルIEEE802.15.4
送信出力1.25mW
受信感度-95dBm

外形寸法

63.5×68.5×33mm(突起物を除く)

開発元

  1. 製品紹介
  2. 基本ユニット
  3. 無線センサー
  4. 中継器
  5. センサー接続ユニット