つぶやくセンサーを始めるには、基本ユニットが必要です。 基本ユニットには外付けの温度・湿度センサーが付属しています。 1.2mのケーブルの先端にセンサー部があります。これを測りたい場所に設置。 反対側のプラグを基本ユニットに接続。インターネットに接続されたLANケーブルとACアダプタを接続。 あとは、専用の登録ページから、ツイッターアカウント情報を基本ユニットに登録すればセットアップは完了。 すぐに計測を始められます。
基本ユニットのセンサーの測定間隔は20秒。 ツイート間隔は初期状態で5分に1回。前回のツイートの後の測定データの平均値がツイートされます。 つまり5分に1回のツイートは15回の測定の平均値です。 5分に1回のツイート(通常ツイートといいます)の間隔は変更ができます。
通常ツイートは1時間に1回でよいけれど、温度が28℃を越えたら、すぐに知らせて欲しいということがあります。 つぶやくセンサーには通常ツイートの他に緊急ツイートがあります。 センサーの値に対して、設定値を決めて、 より大きい(>)、等しい(=)、未満(<)という条件設定ができます。 緊急ツイートは、その条件を満たしたときにツイートが始まります。 条件を満たしている間、通常ツイート間隔とは別に設定できる緊急ツイート間隔でツイートを行います。
基本ユニットに無線式のセンサーを追加することができます。基本ユニットは親機になり、無線センサーは子機になります。 基本ユニットは子機のセンサーの情報を集めてツイートします。基本ユニットに対して、10台まで、子機を接続できます。
センサー接続ユニットには、放射線量計は含まれません。
放射線量計として、米国 International Medcom 社 Inspector ALERT の接続が可能です。
基本ユニットと子機の間は、見通し最大40mです。無線の周波数は2.4GHz帯を使っています。 無線LANや電子レンジの動作中の電波は、妨害になります。 無線通信は間に障害物が入ったり、電波の妨害があると、通信距離は短くなります。中継器を使うと通信距離を伸ばすことができます。
基本ユニットには、子機の拡張機能を持った基本ユニット[TB-TH-001]と、 子機の拡張機能を省略した、基本ユニット無線なしタイプ[TB-TH-000]を用意しています。 1箇所の温度・湿度だけを測りたいという場合は、無線なしタイプをご利用ください。
つぶやくセンサーは、一般電子機器として使用される目的で製造された標準的用途向けの製品です。 航空宇宙機器、幹線通信機器、原子力制御機器、生命維持にかかわる医療機器などの極めて高い信頼性および安全性が必要とされる用途への使用は意図していません。 また、本製品は精度や信頼性を要求する工業計測用としては作られていません。 本製品の使用によって直接的、間接的な損失が生じた場合でも当社は免責されるものといたします。
また、次のような場所での使用や保管はしないでください。
使用センサー | SENSIRION SHT71 | |
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温度 | 標準精度 | ±0.4℃(標準) |
最高温度公差 | ±1℃以下(0~40℃) ±2℃以下(-20~0℃、40~70℃) | |
再現性 | ±0.1℃ | |
湿度 | 標準精度 | ±3.0%RH |
最高相対湿度公差 | ±3%RH(20~80%RH) ±5%RH(0~20%RH、80~100%RH) | |
再現性 | ±0.1%RH | |
ヒステリシス | ±1%RH |
周波数帯 | 2.4GHz帯 |
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プロトコル | IEEE802.15.4 |
送信出力 | 10mW |
受信感度 | -100dBm(1%PER) |
AC入力 | 100V~120V(日本国内向け仕様) |
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DC出力 | 5V 2A |
140×90×45mm(突起物を除く) |