自分でつくる電子本
蔵書家のための自炊徹底入門

自分でつくる電子本

自炊本愛好会 著

定価 1,100円(本体 1,000円+税)

ISBN 978-4-89362-271-6

A5判 並製 128 頁

2011年4月30日 発売

切り取って、読み取って、「自炊」の練習ができる。
はじめて自炊に取り組む人が、愛蔵書を裁断する前に
本書を使って、いろいろ実践できる自炊本ワークブック

書籍版

定価 1,100円
(本体 1,000円+税)

電子書店版

定価 880円
(本体 800円+税)

PDF版

定価 880円
(本体 800円+税)

Smooth Reader専用版

  • 内容紹介
  • 目次

自分が所有している紙書籍を電子本にすることは「自炊」と呼ばれ、
iPadをはじめとするいろいろな電子書籍端末の発売とともに各所で話題になりました。


電子本にすると

  • 数百冊の本を持ち運んでいつでも読める
  • 部屋のスペースが空く
  • 文字を拡大して読める

など、多くのメリットがあります。


「自炊」や「電子本」に関心はあっても、愛蔵書をいきなり裁断してしまうことへの不安やためらいで手を出せないでいるのは、当然のことです。


本書は、そんな蔵書家のための自炊本入門書です。


スキャナーの設定の仕方や、無線綴じ本やハードカバー本など本のタイプ別の裁断のコツなど、

「自炊」についてわかりやすく説明しています。

そして、愛蔵書を切り取る前にスキャナーの調整をしたり、電子書籍端末での表示具合を確認したりすることができる、文庫、新書、四六判(文芸書サイズ2パターン)サイズ、図版・イラストのサンプルを掲載した綴じ込み付録がついていますので、愛蔵書を裁断する前に付録サンプルを使っていろいろ試してみることができます。

そのほか、本書のカバーを裁断してスキャンしたり、本書そのものを断裁して自炊本づくりを実践してみることもできるように、カバーや表紙には裁断線が入っています。


さあ、本書を丸ごと活用して「自炊」をはじめてみませんか?



自炊本が手軽に読める――

iPad用高速PDFリーダー Smooth Reader については、こちらをご覧ください。
Smooth Reader

  • はじめに

  • 1 自分の本を電子書籍で読む
    • 1.1 自炊とは
    • 1.2 ドキュメント・スキャナー
    • 1.3 PDF
    • 1.4 著作権法上の根拠と問題

  • 2 自炊の準備と流れ
    • 2.1 自炊の覚悟
    • 2.2 自炊作業の流れ
    • 2.3 準備するもの

  • 3 自炊の方法
    • 3.1 本の裁断
      • 3.1.1 本を裁断する前に
      • 3.1.2 本の裁断
    • 3.2 スキャナーの設定をする
    • 3.3 本をスキャン
      • 3.3.1 本文のスキャン
      • 3.3.2 スキャンが途中で止まったり、紙が皺くちゃになった場合の対処
      • 3.3.3 スキャンの確認とPDF の編集
      • 3.3.4 カバーをスキャン
      • 3.3.5 カバーの表紙を挿入
      • 3.3.6 口絵やカラーページなどをスキャンして挿入する

  • 4 自炊のプロになる
    • 4.1 裁断機の取り扱い
    • 4.2 本のタイプ別処理方法
      • 4.2.1 無線綴じの本
      • 4.2.2 平綴じの本
      • 4.2.3 中綴じの本
      • 4.2.4 上製本(丸背)の本
      • 4.2.5 上製本(角背)の本
      • 4.2.6 A4 より幅のある本
      • 4.2.7 和綴じの本
      • 4.2.8 見開きの写真が多い本
      • 4.2.9 本棚に長くしまわれていた古い本
      • 4.2.10 折り込みページ、挟み込み冊子
    • 4.3 バックアップとスキャナーの手入れ
      • 4.3.1 バックアップ
      • 4.3.2 スキャナーの手入れ

  • 5 電子書籍を読む
    • 5.1 iPad の電子書籍リーダー・アプリケーションを購入する
    • 5.2 Smooth Reader に自炊した電子書籍を登録する
    • 5.3 Smooth Reader で読む
    • 5.4 電子書籍をいろいろな場所で読む
    • 5.5 さいごに

  • 付録 自炊ワークブック
    • 付録の使い方

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