自分でつくる電子本
蔵書家のための自炊徹底入門
自分が所有している紙書籍を電子本にすることは「自炊」と呼ばれ、iPadをはじめとするいろいろな電子書籍端末の発売とともに各所で話題になりました
電子本にすると
- 数百冊の本を持ち運んでいつでも読める
- 部屋のスペースが空く
- 文字を拡大して読める
「自炊」や「電子本」に関心はあっても、愛蔵書をいきなり裁断してしまうことへの不安やためらいで手を出せないでいるのは、当然のことです。
本書は、そんな蔵書家のための自炊本入門書です。
スキャナーの設定の仕方や、無線綴じ本やハードカバー本など本のタイプ別の裁断のコツなど、「自炊」についてわかりやすく説明しています。
そして、愛蔵書を切り取る前にスキャナーの調整をしたり、電子書籍端末での表示具合を確認したりすることができる、文庫、新書、四六判(文芸書サイズ2パターン)サイズ、図版・イラストのサンプルを掲載した綴じ込み付録がついていますので、愛蔵書を裁断する前に付録サンプルを使っていろいろ試してみることができます。
そのほか、本書のカバーを裁断してスキャンしたり、本書そのものを断裁して自炊本づくりを実践してみることもできるように、カバーや表紙には裁断線が入っています。
さあ、本書を丸ごと活用して「自炊」をはじめてみませんか?