はじめてみようSlack
使いこなすための31のヒント
Slack研究会 編著
定価 1,980円(本体 1,800円+税)
ISBN 978-4-89362-326-3
A5型判 並製 232 頁
2016年8月22日 発売
組織内のコミュニケーションを活発にするビジネス用メッセージングアプリの入門書
組織導入のためのノウハウ満載!
書籍版 定価 1,980円 |
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電子書店版 定価 1,782円 |
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定価 1,782円 |
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- 概要
- 目次
Slack(スラック)は、2013年8月に誕生したチャットベースのビジネス用コミュニケーションツールです。既存のITシステムとの連携機能が充実していることから、最初は、ITエンジニアのためのシステム開発・運用のためのツールとして利用者を増やしました。その後、Slackが持つ豊富な機能と優れた操作性が世界中の企業で評判を呼び、日本でもIT企業に限らず幅広い業種で導入が進んでいます。東京は、サンフランシスコ、ニューヨーク、ロサンゼルスについで世界で4番目にSlack利用者が多い都市になっているほどです。
Slackの特長は、まず、ビジネスのコミュニケーションの現場で必要とされる豊富な機能が揃っていることです。しかも、それらの機能をシンプルでわかりやすいユーザインタフェースで使うことができます。Slackを使うと、メールでは大げさになったり形式的になり過ぎたりして伝えにくいような、ちょっとしたやり取りが簡単かつ効率的に行えます。また、何回もやり取りが続くような大量の連絡も効率よく管理できます。
さらに、きめ細かに利用者の管理ができることも特長の一つです。小さな組織から大きな組織まで、また一つの部署内から社内全体、組織を超えた会社間の連絡まで、さまざまなコミュニケーションスタイルに合わせた運用が可能になっています。
本書では以下の読者を想定しており、各Chapterにおいてそれぞれの利用者に合わせた使い方を解説しています。
- • Slackを利用する一般ユーザ (Chapter1~Chapter4)
- • Slackを運用するシステム管理者 (Chapter5)
- • Slackを導入する管理職 (Chapter6)
Slackでの表示やヘルプなどのメッセージは英語ですが(2016年6月現在)、ユーザ間のコミュニケーションでは問題なく日本語を利用できます。本書を活用してSlackを導入し、組織内のコミュニケーションの円滑化、活性化を図ることをぜひお勧めします。
編著者のSlack研究会は、Slackに魅せられたパーソナルメディア社内の有志の集まりです。社内、社外との業務に日々Slackを活用・運用してきた経験を活かして本書を執筆しました。パーソナルメディアでは、本書で紹介しているSlack研究会のノウハウをもとに、Slackのビジネス導入のための相談支援業務も行っています。ぜひお声がけください。
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Chapter 1 導入編 Slackって何?
- Section 01 Slackのここがすごい
- Section 02 Slackの特長を知ろう
- Section 03 チームってなに?
- Section 04 Slackを使うには何が必要なの?
- Chapter 2 基本編 Slackを使いはじめよう
- Section 05 Slackをはじめてみよう
- Section 06 チームに参加しよう
- Section 07 チャンネルに参加しよう
- Section 08 メッセージを発言しよう
- Chapter 3 応用編1 もっと便利にSlackを使おう
- Section 09 メッセージに注目してもらおう
- Section 10 スターで目立たせよう
- Section 11 いろいろなメッセージを送ろう
- Section 12 メッセージを共有しよう
- Section 13 メッセージを検索しよう
- Section 14 「ポスト」を使って文書を共同編集しよう
- Section 15 外部のサービスと連携しよう
- Section 16 リマインダー機能で自動的にメッセージを送ろう
- Section 17 ショートカットとスラッシュコマンドを使ってみよう
- Chapter 4 応用編2 いろいろな設定や管理
- Section 18 個人の設定を確認しよう
- Section 19 通知を設定しよう
- Section 20 チャンネルのまとめ情報を知ろう
- Section 21 チャンネルを管理しよう(よく使う操作)
- Section 22 チャンネルを管理しよう(しばらく使ってからの操作)
- Section 23 複数のチームに参加しよう
- Chapter 5 管理者編 Slackを管理する
- Section 24 アカウント種別とその権限を理解しよう
- Section 25 チームを設定しよう
- Section 26 メンバーの操作を制限しよう
- Section 27 メンバーを管理しよう
- Section 28 そのほかの管理をしよう
- Chapter 6 運用編 組織での導入・運用のためのポイント
- Section 29 運用ルールを決めよう
- Section 30 メンバーに許可する操作を決めよう
- Section 31 スムーズな導入のために工夫しよう
- 付録
- キーボードショートカット一覧
- スラッシュコマンド一覧
- 用語集