ナチュラルコンピュテーション2
聴覚と触覚・力センシング・運動の計算理論
ホイットマン・リチャーズ 編
石川 正俊、平原 達也 訳
定価 5,280円(本体 4,800円+税)
ISBN 978-4-89362-127-6
A5判 並製
322 頁
1994年7月 発売
ナチュラルコンピュテーションとは計算論的なアプローチと生物学的アプローチを統合して知覚・運動メカニズムを解明する理論である。本書では聴覚、力センシングと運動制御に関する分野を取り上げている。
- 目次
- 訳者前書き
- 日本版への序文
- 序言
- Ⅰ 音とは何か
- 音とは何か
- 1 音響信号を表現する
- 2 両耳受聴による音源定位と音源分離の計算機モデル
- 3 音声認識のためのスペクトログラムの大略化
- 4 歌声の音響学
- 5 音で材質を見分ける
- 6 壊れたのかバウンドしたのか?
- 7 旋律の知覚
- Ⅱ 力センシングと制御
- 8 人間の手の把握について
- 9 多関節ハンド:力制御と運動学的問題
- 10 触覚によるテクスチャーの検出
- 11 物理システム理論とマニュピレータの制御
- 12 負荷剛体の慣性パラメータの推定
- 13 マニピュレータの軌道の動的スケーリング
- 14 歩行の弾道学的モデル
- 15 正則に実現可能な歩調行列の特徴
- 16 ランニングにおけるバランスと対称性
- Ⅲ 将来の方向性
- 将来の方向性
- Problem(問題点)
- Glossary(用語集)
- Name Index(人名索引)
- Subject Index(事項索引)