◇パンフレット
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KDDI通信モジュールをT-Engineで積極活用
〜 遠隔地の組込み機器や車載機器の制御、状態取得用途を開拓 〜
パーソナルメディア株式会社(代表取締役:泉名達也、本社:東京都品川区、電話:03-5475-2185、資本金1,000万円)は、KDDI株式会社(代表取締役社長兼会長:小野寺正、本社:東京都千代田区、以下KDDI)の提供する通信モジュールを用いて各種ソリューションビジネスを展開するモバイルソリューションパートナーの認定をいただきました。産業機械、車載機器や自動販売機といった各種機器の開発を行う際に、組込みシステム開発の標準プラットフォームであるT-Engine(*1)開発キットとKDDIの通信モジュールを組み合わせることで、機器開発の効率を高めるソリューションビジネスを展開してまいります。
KDDIが提供する通信モジュールは、第3世代携帯電話方式である「CDMA2000 1X」に対応しており、全国で最大144kbpsの高速通信が可能なほか、GPS時刻同期制御による正確な時間情報取得機能や、基地局情報に基づく簡易位置情報取得機能、無線での回線の開通・閉塞サービスが可能なOTA (Over The Air)機能など、組込み用途に適した機能とサービスを実現しています。
一方、パーソナルメディアはT-Engineフォーラムの幹事会社として、T-Engine開発キットの発売をはじめ、T-Engine用標準OSをチューニングしたPMC T-Kernelや多漢字・多言語GUIミドルウェアPMC T-Shellの移植といったT-Engine関連のビジネスを積極的に行い、各種組込み機器の開発をされるお客様の開発効率向上に寄与しています。
KDDI通信モジュールとT-Engineを組み合わせて提供することで、工作機械や風水力機器といった産業機械の稼働状況を24時間遠隔監視するといった応用や、自動販売機での商品残量や釣り銭情報管理への適用、あるいは車両に搭載してテレマティクスや運行管理を実現するほか、クレジット決済端末機器の開発といった用途を積極的に開拓してまいります。
なお、パーソナルメディアでは2006年5月10日と11日にマイドームおおさか(大阪市中央区)で開催される組込み総合技術展
Embedded Technology West 2006のKDDIブース内で、T-EngineとKDDI通信モジュールのデモンストレーションを実施いたします。
パーソナルメディアでは今後も積極的にT-Engine関連ビジネスを推進し、ユビキタス機器の開発効率向上に貢献していく予定です。
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T-Engineとは
「T-Engine」はあらゆるモノにコンピュータが入り、それらがネットワークで接続され、互いに協調動作して私たちに利便性や安全性、快適性を与える「ユビキタス・コンピューティング環境」を実現するために、さまざまな組込み機器の開発を効率化・標準化するためのプロジェクトです。2002年6月に22社で始まり、2006年5月現在では約500社もの企業や団体が参加する「T-Engineフォーラム(会長坂村健・東京大学教授/YRPユビキタス・ネットワーキング研究所所長)」が中心となって活動しています。 |
◇パンフレット
- − PMC T-Engine通信モジュールソリューション (PDF版
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■ | TRON は "The Real-time Operating system Nucleus" の略称です。 |
■ | TRON, BTRON, ITRON, eTRON, T-Engine,μT-Engine, T-Monitor, T-Kernel はコンピュータの仕様に対する名称であり、特定の商品を指すものではありません。 |
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その他の商品名などは各社の商標または登録商標です。 |
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本資料に記載された製品の仕様、外観イメージ、価格などは、発表日現在のものです。最終的に販売される製品では、変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。ご購入の際は、最新情報をご確認ください。 |
以上
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