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◇写真

◇補足資料

2005年6月27日

パーソナルメディア株式会社
〒141-0022 東京都品川区東五反田1-2-33 白雉子ビル
TEL.03-5475-2185 FAX.03-5475-2186
E-mail:te-sales@personal-media.co.jp
http://www.personal-media.co.jp/te/


LANも標準装備して4万円台を実現したT-Engine応用製品「Teaboard」(仮称)を新発売
 
〜 T-Kernelの学習用ボードとして海外へも展開 〜
 

パーソナルメディア株式会社(代表取締役:泉名達也、本社:東京都品川区、電話番号03-5475-2185、資本金1,000万円)は、標準T-Engineと同等のサイズに100BaseのLAN機能(TCP/IPを含む)や、組込みシステム開発用の次世代リアルタイムOS「T-Kernel」を搭載した、コストパフォーマンスの高いT-Engine応用製品「Teaboard(ティーボード)」(仮称)を新発売いたします。

本製品の最大の特長は、32ビットCPUとリアルタイムOSを搭載した学習用ボードとしては、税込47,250円(本体価格45,000円)という導入しやすい低価格を実現したことです。本ボードは2005年6月29日より東京ビッグサイトで開催される「第8回組込みシステム開発技術展(ESEC2005)」のパーソナルメディア・ブースで展示いたします。
 
【製品名】   Teaboard(仮称)
【標準価格(*1)】   税込47,250円(本体価格45,000円)
【発売日】   2005年8月以降

「T-Engine」はあらゆるモノにコンピュータが入り、それらがネットワークで接続され、互いに協調動作して私たちに利便性や安全性、快適性を与える「ユビキタス・コンピューティング環境」を実現するために、さまざまな組込み機器の開発を効率化・標準化するためのプロジェクトです。2002年6月に22社で始まり、2005年6月現在では約500社もの企業や団体が参加する「T-Engineフォーラム(会長坂村健・東京大学教授/YRPユビキタス・ネットワーキング研究所所長)」が中心となって活動しています。

「Teaboard」(仮称)には、T-KernelやT-Kernel Extension、T-Monitorのほか、TCP/IPやLANドライバなど、T-Engine用の基本的なソフトウェアが含まれています。 このため、組込み機器のハードウェアやソフトウェアの開発を実践的に学んでいただく方や、安価なデリバリ用ボードを必要とする方にご利用いただくことができます。また本ボードは日本国内だけでなく、組込みシステムの技術者育成用として海外へも販売していく予定です。

 【特長】
  • 標準T-Engineボードと同じコンパクトなサイズと高いコストパフォーマンス
  • 7セグメントLEDや汎用スイッチなどの入出力機能をはじめ、LAN機能やTCP/IPも標準装備
  • ホストPCのUSB経由で電源供給が可能
  • 自習用のテキスト教材やサンプルプログラムも付属
  • オプションの拡張ボード類で、高度なGUIも実現可能

パーソナルメディアでは今後も積極的にT-Engine関連ビジネスを推進し、ユビキタス機器の開発効率向上に貢献するため、この「Teaboard」(仮称)を積極的に販売していく予定です。

  (*1) 少数をお求めの場合のサンプル価格です。数がまとまった場合の価格については別途お問い合わせください。
  (*2) パーソナルメディアのホームページ(http://www.personal-media.co.jp/te/)で確定次第お知らせいたします。

◇写真
− 「Teaboard」の外観 [207Kバイト]
 
◇補足資料

表1.「Teaboard」(仮称)のCPUボード上の機能(予定)

【CPUボード】
 CPU Freescale MC9328MX1(i.MX1、ARM920Tコア、200MHz)
 フラッシュROM 2Mバイト
 RAM 16Mバイト
 SDカード 1スロット
 RS-232C D-Sub9ピン 2チャンネル
 LAN 10/100Base-T
 汎用スイッチ プッシュスイッチ2bit、トグルスイッチ4bit、ディップスイッチ4bit
 7セグメントLED 2桁
 LED 8bit
 ブザー 圧電ブザー
 温度センサ -25℃ 〜 +85℃
 I/Oコネクタ D/A、A/Dコンバータ、GPIO(DIO)
 拡張コネクタ ローカルバス
 外形寸法 120mm×75mm(突起物を除く)

 

表2.「Teaboard」(仮称)のソフトウェア構成(予定)

【ターゲット(Teaboard)側ソフトウェア】
 T-Monitor PMC T-Monitor
 T-Kernel PMC T-Kernel(MMU対応版)
 T-Kernel Extension PMC T-Kernel Extension(プロセス管理、ファイル管理など)
 デバイスドライバ SDカード、RS-232C、LANなど
 ミドルウェア TCP/IPプロトコルスタック
 CLI コマンドラインインタプリタ(ファイル操作、バッチ処理など)
 ツール類 SDカードの区画作成、フォーマットなど

【ホスト(Windows)側開発環境】
 コンパイラ GNU C/C++コンパイラ(T-Kernel対応済み)
 デバッガ GDB(ソースレベルデバッガ)
 ライブラリ ANSI Cライブラリ、T-Kernel関連ライブラリなど

【付属ドキュメント】
 マニュアル T-Kernel仕様書、ライブラリ説明書、開発環境説明書など
 教材 各種サンプルプログラム、テキスト教材

 

 表3.「Teaboard」(仮称)のオプション品(予定:別売)

【拡張ボード】
  • LCD I/F、タッチパネルI/F、マイク入力、スピーカ出力、USB(Host)
【LCDボード】(税込標準価格47,250円)
  • ご利用にはオプション品(別売)の拡張ボードが必要です。
【PMC T-Shell開発キット】
  • PMC T-Kernel Extensionの上位階層で、GUI機能を簡単に実現できるミドルウェア。パソコン用の多漢字OS「超漢字」の開発を通じて培った17万字以上もの文字を組込みシステムでも利用可能。

 


TRON は "The Real-time Operating system Nucleus" の略称です。
TRON, BTRON, ITRON, eTRON, T-Engine,μT-Engine, T-Monitor, T-Kernel はコンピュータの仕様に対する名称であり、特定の商品を指すものではありません。
超漢字はパーソナルメディア株式会社の商標です。
その他の商品名などは各社の商標または登録商標です。
本資料に記載された製品の仕様、外観イメージ、価格などは、発表日現在のものです。最終的に販売される製品では、変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。ご購入の際は、最新情報をご確認ください。

以上

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