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◇写真

◇補足資料
2005年4月21日

パーソナルメディア株式会社
〒141-0022 東京都品川区東五反田1-2-33 白雉子ビル
TEL.03-5475-2185 FAX.03-5475-2186
E-mail:te-sales@personal-media.co.jp
http://www.personal-media.co.jp/te/


LANやUSBを標準搭載した「μT-Engine/V850E-MA3開発キット」を発売開始
　

パーソナルメディア株式会社(代表取締役:泉名達也、本社:東京都品川区、電話番号03-5475-2185、資本金1,000万円)は、NECエレクトロニクス(代表取締役社長:戸坂馨、本社:神奈川県川崎市)製32ビットRISCマイコン「V850E/MA3」をCPUボードに搭載し、LANやUSB機能付き拡張ボードを標準添付した新製品「μT-Engine/V850E-MA3開発キット」を、4月21日よりパーソナルメディアのウェブショップで発売開始いたします。
　
【製品名】 　 μT-Engine/V850E-MA3開発キット
【標準価格(*1)】 　 157,500円(本体価格 150,000円)
【発売日】 　 2005年4月21日

「T-Engine」はあらゆるモノにコンピュータが入り、それらがネットワークで接続され、互いに協調動作して私たちに利便性や安全性、快適性を与える「ユビキタス・コンピューティング環境」を実現するために、さまざまな組込み機器の開発を効率化・標準化するためのプロジェクトです。2002年6月に22社で始まり、2005年4月現在では約500社もの企業や団体が参加する「T-Engineフォーラム(会長坂村健・東京大学教授/YRPユビキタス・ネットワーキング研究所所長)」が中心となって活動しています。

「μT-Engine/V850E-MA3開発キット」はCPUボードと拡張ボードの2枚で構成されています。CPUボードには80MHz動作時に106MIPSという高速処理を実現するV850E1コアの「V850E/MA3」シリーズを搭載。その中でも特に内蔵ROM容量512Kバイト、内蔵RAM容量32Kバイトの大容量タイプ「μPD70F3134AY」を採用しました。このCPUは、高速で高度なリアルタイム制御システムが必要とされる、各種プリンタ、ネットワーク機器といった民生機器のほか、モータ制御などの産業機器まで、幅広い分野でご利用いただいており、μT-Engineボードでご提供することで、さらにさまざまな分野での採用を目指していきます。

また、標準添付される拡張ボードにはフラッシュメモリを1Mバイトを搭載。100Base-TXのLAN機能やUSBのファンクション機能のほか、シリアルインタフェース、マイクロホン、イヤホン、スピーカや拡張バスといったデバイス類(*2)もご用意しています。

パーソナルメディアでは今後も積極的にT-Engine関連ビジネスを推進し、ユビキタス機器の開発効率向上に貢献したいと考えております。

　 (*1) 開発キットとして少数をお求めの場合のサンプル価格です。最終製品向けなど、数がまとまった場合の価格については別途お問い合わせください。
　 (*2) 拡張ボード上のLAN、USB、サウンド対応のデバイスドライバについてはお問い合わせください。

◇写真
− μT-Engine/V850E-MA3開発キットの外観 [202Kバイト]

　
◇補足資料

表1.「μT-Engine/V850E-MA3開発キット」のハードウェア仕様
【CPUボード】
　CPU NECエレクトロニクス V850E/MA3(μPD70F3134AY,106MIPS,80MHz)
　フラッシュメモリ 512Kバイト(CPU内蔵)
　RAM 32Kバイト(CPU内蔵)
　SDRAM 8Mバイト
　入出力I/F Compact Flash(CF)カード、シリアル、eTRONチップI/F、MMCカード、拡張バスI/F、JTAG-ICE I/F
　その他の機能 RTC
　電源 ACアダプタ
　外形寸法 60mm×85mm(突起物を除く)
【拡張ボード】
　フラッシュメモリ 1Mバイト(拡張ボード上)
　LAN SMSC社製LANコントローラ(LAN91C111) 100BASE-TX/10BASE-T
　USB(Function) NECエレクトロニクス社製 USB2.0コントローラ(uPD720122)
　その他の機能 音声入力、音声出力
　コネクタ LAN用コネクタ、USB用TYPE Bコネクタ、シリアルインタフェース(DSUB9ピン)、マイクロホン、イヤホン、スピーカ、拡張バスコネクタ
　外形寸法 60mm×85mm(突起物を除く)
　

表2.「μT-Engine/V850E-MA3開発キット」に添付されるソフトウェア
【T-Engineのターゲット用】
  • PMC T-Monitor
  • PMC T-Kernel
    T-Kernel/OS (Operating System), T-Kernel/SM (System Manager),T-Kernel/DS (Debugger Support)
  • PCカードマネージャ(バスドライバ)
  • デバイスドライバ: ソースプログラム付
    時計(RTC)、コンソール(シリアル)、システムディスク(CF、MMCカード)
  • サンプルアプリケーション: ソースプログラム付
【開発マシン用】
  • GNU開発環境: ソースプログラム付
    PC-Linux上で動作するGNUベースの開発環境(ソースデバッガgdbを含む)
    Cygwinを利用することで、Windows上でも開発が可能
　
　
■TRON は "The Real-time Operating system Nucleus" の略称です。
■TRON, BTRON, ITRON, eTRON, T-Engine,μT-Engine, T-Monitor, T-Kernel はコンピュータの仕様に対する名称であり、特定の商品を指すものではありません。
■その他の商品名などは各社の商標または登録商標です。
■ 本資料に記載された製品の仕様、外観イメージ、価格などは、発表日現在のものです。最終的に販売される製品では、変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。ご購入の際は、最新情報をご確認ください。
以上
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