2022年度の受付は10月4日に一旦停止しました。再開時期は未定です。
「働き方改革推進支援助成金」は厚生労働省が中小企業向けに行っている助成金制度です。
労働時間の短縮や年次有給休暇の取得促進に向けた環境整備に取り組む中小企業に対して、その実施に要した費用の一部を助成しています。
働き方改革推進支援助成金(労働時間短縮・年休促進支援コース)
次のいずれにも該当する中小企業事業主(※)
(1)労働者災害補償保険の適用事業主であること
(2)交付申請時点で、「成果目標」1から4の設定に向けた条件を満たしていること
(3)全ての対象事業場において、交付申請時点で、年5日の年次有給休暇の取得に向けて就業規則等を整備していること
(※)中小企業事業主:次のAまたはBの要件を満たす中小企業
業種 | A.資本または出資額 | B.常時雇用する労働者 |
小売業(飲食店を含む) | 5,000万円以下 | 50人以下 |
サービス業 | 5,000万円以下 | 100人以下 |
卸売業 | 1億円以下 | 100人以下 |
その他の業種 | 3億円以下 | 300人以下 |
※研修には業務研修も含む。
※パソコン、タブレット、スマートフォンは原則対象外。
(1) 全ての対象事業場において、2022年度又は2023年度内において有効な36協定について、時間外・休日労働時間数を縮減し、月60時間以下、又は月60時間を超え月80時間以下に上限を設定し、所轄労働基準監督署長に届け出を行うこと |
(2) 全ての対象事業場において、年次有給休暇の計画的付与の規定を新たに導入すること |
(3) 全ての対象事業場において、時間単位の年次有給休暇の規定を新たに導入すること |
(4) 全ての対象事業場において、特別休暇(病気休暇、教育訓練休暇、ボランティア休暇、新型コロナウイルス感染症対応のための休暇、不妊治療のための休暇)の規定をいずれか1つ以上を新たに導入すること |
上記に加えて、対象事業場で指定する労働者の時間当たり3%以上の賃金引上げをを成果目標に加えることも可能 |
(1)か(2)のいずれか低い方の額が、成果目標の達成状況に応じて支給されます。
(1)成果目標1~4の上限額および賃金加算額の合計額
■成果目標1(設定する時間外労働時間の縮減)の上限額
実施前 | 実施後 | 金額 |
月80時間を超える設定 | 月60時間以下を設定 | 150万円 |
月60時間を超える設定 | 月60時間以下を設定 | 100万円 |
月80時間を超える設定 | 月60時間を超え、月80時間以下を設定 | 50万円 |
■成果目標2の上限額
年次有給休暇の計画的付与の新規導入 | 金額 |
達成 | 50万円 |
■成果目標3、4の上限額
時間単位の年次有給休暇の新規導入 | 金額 |
達成 | 25万円 |
特別休暇の新規導入 | 金額 |
達成 | 25万円 |
■賃金額の引上げを実施した場合の金額
引き上げ人数 | 1~3人 | 4~6人 | 7~6人 | 11人~30人 |
3%以上引き上げ | 15万円 | 30万円 | 50万円 | 1人当たり5万円(上限150万円) |
5%以上引き上げ | 24万円 | 48万円 | 80万円 | 1人当たり8万円(上限240万円) |
(2)対象経費の合計額×補助率
補助率 |
75% |
eタッチレコーダーは、まさに「対象となる取り組み」に示された労務管理用ソフトウェアに該当する製品であり、労働時間管理の適正化を実現します。
この機会にぜひとも導入をご検討ください。
成果目標の達成度に応じて、助成金を受けることができます。たとえば上記の「成果目標の達成度/補助率および支給額」が「(2)対象経費の合計額×補助率」に該当する場合、ご負担額は次のようになります。(価格は全て税別)
■eタッチレコーダー・スタンダード 標準価格50,000円
補助率 | 75% |
1式の場合 通常50,000円 ⇒ | 12,500円 |
5式の場合 通常250,000円 ⇒ | 62,500円 |
10式の場合 通常500,000円 ⇒ | 125,000円 |
■eタッチレコーダー・スーパー 標準価格80,000円
補助率 | 75% |
1式の場合 通常80,000円 ⇒ | 20,000円 |
5式の場合 通常400,000円 ⇒ | 100,000円 |
10式の場合 通常800,000円 ⇒ | 200,000円 |
「働き方改革推進支援助成金」は厚生労働省が行っている助成金制度です。申請方法や制度の詳細は厚生労働省または所轄の労働局(雇用環境・均等部)へお問い合わせください。
働き方改革推進支援助成金(労働時間短縮・年休促進支援コース)